同じクルマを作り続ける
ランドローバーは、プレミアムSUVとして確固たる地位を築いています。その歴史は第二次世界大戦後に始まり、戦争で荒廃した大地でも活躍できる4WD車として登場しました。最初のモデル「シリーズ1」は、大戦中のアメリカ製ジープをベースに開発されています。その系譜を受け継ぐのが現在の「ディフェンダー」です。ディフェンダーのように、同じクルマを作り続けるのがランドローバーの大きな特徴となっています。
レンジローバーの登場
ランドローバーが大きな転換点を迎えたのは、「レンジローバー」が登場した1970年のことです。それまで培われたオフロード性能に、乗用車のような快適性が加わりました。そこから、プレミアムSUVとしての進化が始まります。現在は世界中のメーカーがSUVに力を注いでいますが、その端緒を開いたのがレンジローバーと言えます。そして、1989年には「ディカバリー」がデビューし、ディフェンダーを加えたランドローバーの3ブランドが揃うことになります。
高機能なサスペンション
ランドローバーの特徴の一つに、「コマンド・ドライビングポジション」があります。高い視点から見下ろすことで、車両の見切りが良くなるものです。特にオフロード走行で遠くまで見通せるので、運転の疲労を軽減できるメリットがあります。高機能なサスペンションによる快適な乗り心地も、ランドローバーの大きな魅力です。特にエアサスモデルには「クロスリンク・エアサスペンション」が搭載されており、路面に応じて自動調整されます。
ランドローバーの中古車は、現行モデルからヴィンテージまで様々な種類があり、走行性能やデザインにこだわる人から人気があります。